薬剤師生涯研修制度の申請について

認証基準

各種認定制度に対する評価基準の概要(評価分野)は次の通りです。

  • 総論(事業の目的・役割の明文化、公正・公平・非営利精神に則る適切な運営体制)
  • 事業母体の組織・運営に関する基準
  • 事業計画と内容に関する基準
  • 予算及び財政に関する基準
  • 事務処理及び職員に関する基準
(詳細:kijyun.pdf

認証条件

認証基準あるいは認証に当たり、プロバイダーに求めている主な条件は次の通りです。

  • 基本条件:非営利、門戸公開、受講者主体の運営
  • 6年ごとの認証更新、認定証発給数の年次報告、研修事業概要書の年次報告
  • 研修内容の事前評価、研修効果・習得度等の評価
  • 研修会には、遡及可能な識別番号を付与
  • 受講証明(単位シール)は、プロバイダー、実施日、単位等が判別できるよう明記
  • 認証されたプロバイダー相互間での単位互換性(一定の条件付与は可)
  • 他の受講証明、単位等との重複付与の禁止
(詳細:shishin.pdf

 単位の互換は「研修内容」の水準の同格を示します。同時に取得単位数によって判定される「認定資格」の同格も示します。単位の互換を導入した唯一の目的は、個々の受講薬剤師にとって、水準の保証された研修であれば、どこのプロバイダーで取得した単位も同等に有効という環境を作ることです。したがって、研修も認定も、単位条件が満たされれば同格であり、継続や変更を選ぶのは受講者自身であって、研修実施機関(プロバイダー)による拘束は受けないのが望ましい姿です。CPCは、研修事業の認証を受けた生涯研修プロバイダーが全国各地で生まれ、薬剤師がいつどこでも、均質の生涯研鑽の実績を積めることを願っています。
 なお、CPCは、特別会員及び社員の基礎会費、並びに研修認定薬剤師申請費の約5%を用いて運営されております。